みさちのにっきちょう

ハイパムフィクサーというバンドのベースの人がどーでもいいことを書いています。Twitter@misachi_bass

「見捨てられ不安に悩んだら」を読んだ

 

〈見すてられ不安〉に悩んだら: 実践! ナラティブ・セラピー

〈見すてられ不安〉に悩んだら: 実践! ナラティブ・セラピー

 

この本を読みました。

 

おすすめしてもらって、借りて読みました。とても読みやすいです。ワークブック形式になっているので、ところどころ書き込めるようになっています。

 

少し前に読んだので、内容の詳細は書けないけど、確実にこの本は転機になりました。読みながらポロポロ泣いてしまいました。

 

見捨てられるのが怖い、嫌われるのが怖い、そういう気持ちがすごく強いっていうのは自覚していて、そのせいで極端な行動をとってしまい、結果的に人間関係が壊れてしまったり、すごく傷つくことが多かったです。だけど、どうしてそうなのか、自分でも分からなかったし、どうして自分はみんなと同じように生きられないのかと悩んでいました。

 

いわゆる、アダルト・チルドレンとか、母子関係とか、そういう関係の本を読んだことは何回もあって、構造的には理解していたけれど、本に書いてあることを受け入れられなかったのもまた事実でした。インナーチャイルドを癒してあげましょう、とか、手紙を書いてそれを燃やしましょう、とか、本によって色んなことが書いてあったけど、どれも、いやいやいや、燃やすってなんやねん!手紙燃やしてこれが解決すんのかよ!とか思ってしまっていつも本の後半は読み飛ばしてた気がします。

 

この本は、自分のタイミングが良かったのもあるし、ワークブック形式になっていて素直にやっていけばいい、っていうのもあって、最後まで素直に読めました。借り物だし書き込むのはしなかったけど、都度、やんわり思い浮かべながら読みました。途中、子どものころの自分を想像するところがあって、そこでなぜか泣いてしまいました。なぜか、と思うのは、やはり自分では認めたくなかった部分だったからだと思います。

 

もちろん、本1冊読んだくらいで劇的に変われる訳ではないし、他にも似たような本をたくさん読んできた積み重ねがあって、このタイミングでこの本が来たから転機になったのかもしれないけど、とにかくこの本を読んだことですごく気持ちが楽になりました。

 

今までは、どうしてわたしはこんな人間なんだろう、どうしてどうして!っていう気持ちが強かったし、自分は不完全な人間だという気持ちがすごく強かったけど、それでもいいんじゃないかと思えました。むしろ、子どもの頃を振り返って、わたしはよくがんばって生き抜いてきたな、今はこういう性格とか性分になっているけど、それは生き抜くために一生懸命だったからそうなったんだ、と善し悪し抜きに認めることができるようになりました。ずっと恨みとか、怒りが強くて、自分がいびつな人間であることにすごく嫌悪を抱いていたけど、少し変わりました。いびつな人間であることは確かだけど、それは生きるために仕方なくそうなったのであるし、生き方はこれから変えていけるんだと思いました。何年も続けてきた思考パターンをすぐに変えるのはむずかしいけれど、恨みや怒りが鎮まって、冷静に受け止められるようになった気がします。まだこの先は分からないけれどね。過去に捕われるのはやめにしようと思えました。

 

この類の悩みは本当に人それぞれだと思うし、ひとりの力ではなかなか解決できないし、タイミングとか時間もかかることだと思います。もし同じようなことで悩んでる人がいたら、気軽に読んでみて欲しいなと思いました。この本を勧めてくれた人は、読んでもいいし読まなくてもいい、途中でつらくなったら辞めてもいい、といってこの本を貸してくれました。だからわたしも同じように、読んでもいいし読まなくてもいいし、途中でやめてもいい、もし興味があれば図書館で探して読んでみて欲しいなと思います。すべてはタイミングだからね。

 

おわり。