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ハイパムフィクサー / 『スロウダンスep』 | インディーズCD 通販 mona records online cd shop
5曲入りなんですけど、それぞれの曲について書いてみたいと思います。
1.スロウダンス
タイトル曲です。自信作。
バンドで音源を作ろうって話になってやり始めて、その途中でできた曲です。わたしが弾き語りで曲作りをしてて、何曲も作りまくっていたんだけど、その中で箸休め的に好き勝手作ったのがこの曲(笑) コード弾いて、ふふふーんって好きなメロディを歌ってパパパーンってできた。歌詞も悩まなかった。だから、自分では最初はあんまりいい曲じゃないんじゃないかと思ってたんだけど、ある意味では自分の好きな曲の要素を全部詰め込んで出来たってことなのではと今は好意的に解釈している(笑) ギターのリフが耳に残っていいんじゃないかと思っている。歌詞については、意味があるようで無いような感じに書きたかったんだけど、お気に入りは「生きるため生きてる」っていうところ。愛のため生きるとか、夢のため生きるとか言うけど、わたしはたぶん生きてくために一生懸命生きてるんだと思います。
2.RELOAD
これはギターの松原メンバーがオケを作ってくれてあとから歌メロを作ったやつ。1番最初の歌メロのダメだしを食らってから1人で幾度となく作っては投げ、ちぎっては投げを繰り返し出来たやつ。この頃、わたしがCoccoになりたいとか言ってたのでCoccoを意識しているが、わたしは全然Coccoにはなれなかった(当たり前だ)。リロードっていうのは、昔のチャットのリロードをイメージしていて、2秒リロードとかのあのイメージ。世代がバレるな。歌詞は自分そのまんま。昔はいろんな大人がいろんなことを言ってきて、勝手に自分の夢をわたしに託して消えていった。わたしは大人になったけど、やめません。見てろよこの弱虫め!っていう歌。
3.祈りのようなもの
弾き語りをやってたときに作った歌。コードを決めたらすぐメロディが浮かんで、最初の歌い出しの「神様なんて信じてないけど」が勝手に出てきたので採用。夜にひとりで考え事をしていると、どこにも行けない感じがしたりするでしょ。そういう、どうしようもないものの歌。バンドになってキーを少しあげたので、弾き語りよりも力強い感じになりました。これはこれでよき。弾き語りだと悲しい感じ。
4.最後の夜に
これはわたしが人生で2曲目に作った曲。ひたすら同じコードを繰り返す暗い歌。これ前にブログに詳しく書いたんだけど、子どもを生んだ時のことをモチーフにした歌なのだよ。赤ちゃんって寝る前にめちゃんこ泣くんだけど、赤ちゃんは「眠る」っていうことが理解出来てないから泣くらしい。「眠る」ことを知らないから、目を閉じたらこのまま自分が消えてしまうというか、死んでしまうのではないかと思うから寝たくないし泣くらしい。そう思うと、毎夜、死の恐怖と戦う赤ちゃんすごいよね。
5.DRIVE
こちらも松原メンバーがオケを作ってくれて、わたしが歌メロを作ったやつ。こちらもダメ出しののち、幾度となく作っては放置し、ちぎっては投げまくって完成。爽やかな曲だったから、なんとなくキャッチーな恋の歌にしたいなぁと思って書きました。わたしドライブに行くのが好きなんだよね。一人で行くのも好きだし、誰かとドライブに行くのも好き。運転しながら話をして音楽聴いて、目的地でいい景色見たりして、そういうのが一番思い出に残ってたりするんだよなぁ。っていう割と個人的な憧れの歌。ライブではいつも最後にやるキャッチー全開の曲。
曲作りについて思うこと
曲を作り始めてそろそろ2年くらいになるわけだが、何曲作ったか分かんないくらい作りに作っている。もちろん最後まで形にならずにお蔵入りのものがほとんどなんだけど、だいたいモチーフは決まってくるよなぁと思う昨今。やっぱり自分の中にあるものしか出てこないので、実体験もそうなんだけど、いわゆる知識量が大事だと思いました。人生無駄なことはないー。メロディに関しては好きなコード進行っていうか、自然とメロディが浮かぶコードっていうのがあって、それを辿っていくとやっぱり昔聞いてた曲が出てくるのでもう自分の人生からは逃げられねぇなと思うのでした。そしてそれが楽しいなと思います。
これからもたくさんつくるぞー!
バンドのホームページ載せて終わります。