みさちのにっきちょう

ハイパムフィクサーというバンドのベースの人がどーでもいいことを書いています。Twitter@misachi_bass

アジカンは、わたしの「同級生」から「先輩」になった(ソルファ2016のこと)

アジカン『ソルファ』新録盤が11月リリース、アー写も当時を再現 - 音楽ニュース : CINRA.NET

 

『ソルファ』は2004年にリリースされたASIAN KUNG-FU GENERATIONの2ndフルアルバム。今回リリースされるバージョンでは、“ループ&ループ”“リライト”“君の街まで”をはじめとする全収録曲を新たなアプローチで再レコーディングしている。

今更ですけど、アジカンのセカンドである「ソルファ」が2016年に再レコーディングされましたネ。

 

アジカンといえば、わたしたちの学生時代の思い出!そのもの! わたしが初めてコピーしたベースはアジカンの「君という花」でしたからね。なんかの雑誌の後ろにカッサカサの紙に刷られたスコアを見てみんなでコピーしたんだよ。めちゃくちゃ下手くそだけど楽しかったな。

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION 『リライト』 - YouTube

アジカンつったらゴッチなんだけど、昔のゴッチはなんかこう、メガネだし普通のパッとしない大学生っぽい雰囲気で、でも、歌うときの勢いとかギターをかき鳴らす姿とか、めっちゃ格好良いなーと思ったんだよね。なんというか、普通の同級生なんだけど、楽器を持った途端めっちゃかっこいい、みたいな。普通の人でもロックスターになれるんだ!みたな、夢を与えてくれる同級生みたいな感じがしてた。そこが好きだったんだよな。もちろん、ゴッチは才能があるわけだけど。 

 

ASIAN KUNG-FU GENERATION 『リライト(2016ver.)』 - YouTube

そんで2016年版。こっちもめちゃめちゃ格好いい。初期が荒削りで勢いのあるロックだとしたら、こっちは勢いを損なわないままひとつひとつ削り出してさらに完成度を高めた感じ。

 

それで、わたしはなんでソルファをアルバム丸ごと再録したのか、その意味とか意図が気になってた。

 

もう自分たちの利益はいらない。後藤正文がアジカンに託した役割 - インタビュー : CINRA.NET

 

アジカンはもう、やることなすことアジカンの利益じゃなくていいと思ってる。それはホントにそう。俺たちはもう十分いろんなことに恵まれてやってきたと思うから、このバンドは自分たち以外の利益、社会的な利益や、友達のバンドの利益のために転がしたい。それが今、自分をアジカンに駆り立ててる一番大きなもので、すごくやりがいがある。

 

「受け渡すものはあるのか?」というのは、自分に常に問いかけてる。

いいインタビューなので全文読むのをオススメしたい。

なんというか、当たり前のことだけど、わたしが就職して、あくせく働いたり頭を悩ませている間、彼はずっと音楽のこととかもっと大きなことを考えていたんだなぁと思った。昔は同級生みたいだったのに、もうゴッチは完全に先輩って感じだ。

 

そして、それは、単純に羨ましくもある。ちょっと話は逸れるけど、何かを作ってそれで対価を得て生業を立てるのは難しい。物作りだけやって暮らしていけたらいいけど、大体の人はそれは叶わない。だから働く。一日のほとんどの時間を生活のための労働に費やす。物作りだけで生活ができる人は、わたしが労働をしている間もずっと物作りのことを考えることが出来るんだなって、当たり前だけど、それを見せつけられた気がした。

 

まぁそんな感じで、わたしはちょっと凹んだけど、とにかくソルファ2016は素晴らしいよ。そして再録したアジカンも素晴らしいよ。

 

おすすめだよ。

 

ソルファ (2016)(初回生産限定盤)(DVD付)

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ソルファ (2016)(通常盤)

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