みさちのにっきちょう

ハイパムフィクサーというバンドのベースの人がどーでもいいことを書いています。Twitter@misachi_bass

「殺人の追憶」を見たよ

殺人の追憶」をみました。

 

殺人の追憶(字幕版)

殺人の追憶(字幕版)

 

 

 

あらすじ。

1986年10月23日、農村で若い女性の変死体が発見される。地元の刑事パク(ソン・ガンホ)は地道な取り調べを始めるが、現場は大勢の見物人で荒らされ、なかなか証拠がつかめない。やがて、第ニの事件が起きてしまう。

 

以下感想。

めっちゃオススメだから、ぜひ見て欲しい。

 

実際の時間をモチーフにした映画。韓国映画ってバイオレンスなイメージでちょっと苦手だったんだけど、これはめちゃめちゃ面白かった。雰囲気は角川映画みたいだけど、さらに洗練されてると思う。1986年っていうのはわたしの生まれた年でもあって、韓国の農村ってこんな感じなのかなって意味でも興味深い。

 

話は、小さな農村で連続殺人事件が起きて、それを地元の刑事コンビが捜査するんだけど、捜査はいい加減だし適当に見繕った犯人をボコボコにして自白させようとするし、みたいな。そこにソウルから偉い人と刑事が来て、なんとか犯人探しをするけど、ドタバタしてる間にどんどん殺人が起きちゃう。犯人に近づいたと思ったらいろんなトラブルでまた遠ざかる、で、また誰か殺されちゃう。だんだん暴力の無意味さを知る田舎刑事と、反対に犯人を捕まえられない焦燥感で暴力に走るソウルの刑事の描写が秀逸。

田舎の雰囲気とか、藪の中的な感じとか、すごくよかった。最後らへんのトンネルのシーンは画面も美しいし、感情の描写もすばらしくていいシーンだと思った。

それでさらに2003年のラストシーン。やられたーーーって感じで観客をうならせるよね。あと田園がめちゃめちゃキレイでなんとも余韻を感じるラストシーンだね。

 

この映画は韓国の自己批判なのかなぁ。

 

私が見た韓国映画で一番面白かったんじゃないかと思う。おすすめだよ。